転落人生⑪ · 15日 10月 2019
抽象的な「集合論」を補足する目的で、現実世界に存在する「もの」(=物体)と「意味」(=観念)の関係を、別の角度から再検討したい。 ラカンの警句を巡る前節の結論を思い出そう。-「‘複素数’とは‘意味’ないし‘記号’である。」 次に、あなたのデスクの上にある、一冊の本に目を留めてほしい。分厚めの本がよいだろう。 ここで、あなたに訊ねよう。-この直方体(目の前にある「本」を指す)は、一体何だろう? 単なる「本」か?文字や数式で充満した知識の源泉か?
転落人生⑩ · 14日 10月 2019
根元的な問いを提起する時が来たようだ。-「複素数とは、そもそも何なのか?それは、現実世界の何に対応しているのか?」     物理学者ならば、「複素数は量子力学を記述する際に‘用いられる’」と答えるだろうが、この問いに対してダイレクトな回答を与えた人物は、いまだかつて、ただひとりしかいないのだ。...

Life of Downfall⑨ · 11日 9月 2019
et’s go back to my testimony. In the preface of the textbook on complex Analysis, which I took in my hands, it was written as follows. -Although Real Numbers are sufficient to describe the visible World, we need Complex Numbers to describe the invisible World i.e. the supermicroscopic world composed of elementary particles. Intrigued by the preface, I opened the book and…
Life of Downfall⑧ · 27日 8月 2019
Yet unable to give up, I was asking to myself the following questions everyday. -`Isn’t SHE anywhere? Isn’t there any young woman who can save a junk like me? A woman with extraordinary wisdom? But what kind of wisdom could it be? I can’t even imagine it. SHE doesn’t exist in the real world anyway. I might as well cut off the carotid artery…’ Tortured by incessant desire to kill myself, one day, I was suddenly given an amazing inspiration

転落人生⑨ · 14日 8月 2019
「証し」へと、話をもどすことにしよう。 私が手に取った「複素解析学」の序文には、こんなことが書かれていた: 「目に見える世界を記述するためには‘実数’で事足りるが、目に見えない世界-素粒子などの極微世界-を記述するためには‘複素数’が不可欠である。」 そんな前書きに興味をそそられて中を開いてみると…
転落人生⑧ · 13日 8月 2019
それでも諦めきれない私の心は、日々、次のような自問自答を繰り返していたのである: 「どこかにいないものだろうか?こんなろくでもない男を救うことのできる、途方もなく深い知恵を備えた女性が。しかし、それは一体どんな知恵なのだろう?想像すらできない。やはり、そんな女性などいるはずがないのだ。現実世界には…」 いっそ、頸動脈でも切ってしまおうか。 絶え間ない自殺願望にさいなまれていた私に対して、ある日、ひとつの閃きが与えられた。今ふり返ってみると、これこそが、主イエスの御手が伸べられた瞬間であったように思う。

Life of Downfall ⑦ · 11日 6月 2019
Only 4 years ago (before meeting my wife Sachine and being led to church), I was under pressure of terrible sense of guilt, as if stuck in the mud. Everything started from my own sins.This tragedy occurred just because a sinner like me judged somebody else… I kept on blaming myself but I didn’t seek salvation anywhere.I was such a skeptist that I was convinced of impossibility for humans to save humans,
転落人生⑦ · 11日 6月 2019
つい4年前までの私は(妻幸音と出会って教会へと導かれる前までの私は)、泥沼のような罪の意識に打ちひしがれていた。 元はといえば、すべてが自分の身から出たサビなのだ。私のような罪人が、他人の罪を裁いたがゆえに、このような悲劇が起こったのだ… 私は自分自身を責め続けた。責め続けながらも、救いを求めようとはしなかった。 懐疑主義に染め上げられた私は、人間世界における一切の営みを、虚偽にすぎないものとみなしており、人間が人間を救うことなど、絶対に不可能であると確信していたからだ。

Life of Downfall⑥ · 28日 5月 2019
Fresh Start as a Psychiatrist, First marriage and divorce
転落人生⑥ · 28日 5月 2019
精神科医としての再出発、最初の結婚と離婚

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